2009年10月30日金曜日

星になった王子様 09/10/30

昇天(笑点)の星になった王子様
~三遊亭円楽さん、死去
【2009年10月30日投句】
ちょっときざっぽく見えたけど、囲碁も愛好する知識人・文化人然とした落語家だった。脳梗塞後に演じた得意の大ネタの出来が納得できず、引退表明をした。そんな完全主義者でなければ、もっと長生きできたのにと惜しまれる。

奇跡の生還 09/10/28

ポセイドン三人寄れば守護の智慧
~転覆の漁船から4日ぶりに3人救出
【2009年10月29日投句】
「3人でなければだめだった」。救出された漁師は極限の状況を語った。人間の生命力は奇跡を呼ぶ。派手な映画にはならないけれど、まさにこれが現実のポセイドンアドベンチャーなのだろう。

ノムさんの就活 09/10/24

履歴書の特技はボヤキ野村さん
~野村監督、楽天でボヤキ締め
【2009年10月24日投句】
本人は失業したという感覚なのだろう。クライマックスシリーズでの敗退と同時に、ノムさんは楽天を去ることになった。監督業の実績はさることながら、特技のボヤキはメディア向けにも価値がある。果たして、まだ招聘する球団が出てくるのかどうか。

2009年10月26日月曜日

流星の絆 09/10/21

流星に湯冷め厭わぬ母子かな
~オリオン座流星群、ピークに
【2009年10月21日投句】
妻と息子が夜中に30分以上もベランダで、登り来るオリオン座の方に向かって流星を探していたという。妻は昔、真夜中にダンボールを敷いてひとり道端に寝転び、流星群を観測していたことがあった。今は夜空に数本の光線を見つけ、息子と「流星の絆」ができたようだ。さて、流れ星に何を願ったのだろうか。

人権標語09

道具なの? そうじゃなくって、人として
【2009年10月23日「人権標語」応募】
今年も会社で人権標語の募集があった。その筋には有名な「人を人として」という言葉を訴えたかったのだが、五七五にこだわって、何のことかよくわからなくなってしまった。まあ、これは全員参加が目的。
# 「~ではなくって」は、わが社長の口癖。

2009年10月25日日曜日

東京モーターショー 09/10/21

古き良き名車が埋めるモーターショー
~東京モーターショー開幕
【2009年10月21日投句】
東京の地盤沈下が著しい。モーターショーの会場の空地を「往年の名車」で埋めなければならないほどだ。アジアの車市場の中心は、完全に上海に取って代わられた。人口減少に加えて、若者の車離れ。憧れのコンセプト・カーも色褪せて見えてしまう。

2009年10月22日木曜日

鴛鴦の別れ 09/10/21

鴛鴦の別れは悲し秋日和
~南田洋子さん、死去
【2009年10月21日投句】
「太陽の季節」のヒロインよりも、われわれの世代には「ミュージックフェア」の司会や「クイズダービー」の解答者として馴染みだった。長門裕之さんと芸能界きっての鴛鴦夫婦といわれたが、残された雄鳥のさえずりは辛く悲しい。

ホルモン焼き 09/10/20

ホルモンを焼いておしゃれにコラーゲン
~ホルモン焼き、女性に人気急上昇
【2009年10月20日投句】
「おっちゃん、串の数、ごまかしたらあかんで」。鶴橋の匂を醸し出すホルモン焼きは、今や「じゃりン子チエ」の世界ではないらしい。「やすい・うまい・はやい」に加えて、「お肌にいい」という女性たちの新しい食し方は、とてもテツには理解できないだろう。ホルモン焼きに赤ワイン。Why don't you try it?

スカイツリー 09/10/19

ムサシなら世界に届く背較べ
~東武タワースカイツリー、世界一をめざして高さ634mに
【2009年10月19日投句】
とにかく開業時には世界一でありたいと、少し背伸びして「634」(ムサシ)になった。もしかすると、建設中のライバル(?)の動向を見極めてからの発表だったのかもしれない。飽くなき競争に、安全性が軽んじられなければいいが。

ガッツポーズ 09/10/17

愛ちゃんのガッツポーズは安定剤
~愛子様、運動会でご活躍
【2009年10月17日投句】
学習院もリレーの出走順を決めるのに苦労したことだろう。愛子様の前後左右の選手に、特別の配慮がありはしないか。まあ、そんなことはどうでもいい。ともかくも、この日ばかりは、雅子様のお顔も晴れやかだったから。

阿修羅 09/10/17

国宝を観るのも修羅場興福寺
~阿修羅像、興福寺で公開
【2009年10月17日投句】
仏女 09/10/1」たちは阿修羅のごとく奔走する。良くも悪しくも、今回の阿修羅ツアーは仏教ブームに火を着け、興業的には成功だったようだ。それにしても、お堂のなかの「三面六臂」はこの光景をどのように眺めているのだろうか。

死んじまっただ 09/10/17

なぁおまえ一度はおいでよ天国へ
~加藤和彦さん、死去
【2009年10月17日投句】
「悲しくて悲しくて、とてもやりきれない…」。「イムジン川」の放送禁止に抵抗して、テープを逆回しにして曲を作ったという。メッセージソングの黎明に、北山修の詞を優しく包み込んだ旋律は、今も心に残る。

2009年10月16日金曜日

最年少名人 09/10/15

平成人新名人は新成人
~井山八段、二十歳で最年少名人に
【2009年10月15日投句】
去年は「名人戦 08/11/6」のとおり、張名人に惜敗した我が家のアイドル(?)裕ちゃんだが、今年は見事な戦いぶりで、最年少名人を勝ちとった。これまでの記録が張名人の師匠・林海峰だったというから、何かの因縁を感じる。でも、気になるのは、国内には同世代のライバルがいないことだ。中国・韓国のトップと伍して、「ヒカルの碁」の続編が出せるぐらいに日本の地位を高めて欲しい。

ミシュラン京都・大阪版 09/10/13

あんたらに決めていらんわ星の数
~ミシュラン京都・大阪版、出版へ
【2009年10月13日投句】
「一見さん」の覆面審査員に、京の老舗料亭が特上の接客をしたとは思えない。世界標準では計れない奥行きを星の数で表現できるのだろうか。評価するなら、「やぁ、ミシュランさん、このごろちょっとも来てくれはらしまへんどしたやろ。うちら、寂しおしたわぁ」と、言われてからにして欲しい。

羽田ハブ構想 09/10/13

誰がために血は流れしか三里塚
~前原国交相、羽田ハブ空港の行こう
【2009年10月13日投句】
前原氏が京大在籍の頃には、もう三里塚闘争は収まっていただろうか。あの凄惨な闘いを肌で知っていれば、「羽田ハブ構想」の発表では、森田知事のパフォーマンスは取り合わないにしても、もう少し成田の地元に配慮した形になっていたにちがいない。八ツ場ダム、「日航再建 09/9/15」と、問題山積だが、案件の取り上げ方、処理の進め方、ともに手順前後はありはしないか。

北海の子ヒグマ 09/10/4

北海に身を寄せ眠る親子熊
~中川昭一氏、死去
【2009年10月10日投句】
「北海のヒグマ」と言われた父・一郎氏の因縁かと思わせる昭一氏の急逝だった。現新党大地の鈴木氏との「骨肉の争い」、「朦朧会見 09/2/15」と話題の多かった故人だが、父親譲りの言動に似合わぬ神経の繊細さは、政治家には不向きだったのかもしれない。子熊は父熊のもとで、早すぎる冬眠ならぬ永眠についた。

2009年10月13日火曜日

平和五輪招致 09/10/10

被爆地の祈り聖火に託さんと
~広島・長崎、2020年五輪招致へ
【2009年10月10日投句】
メッセージ性は文句無し。東京五輪とちがい、国民の支持も得られるだろう。競技施設、複数都市開催、交通、宿泊、そして、予算…。難問満載の五輪招致は、被爆からスリークォータ・センチュリーを経ての夏、平和の祈りで現実化するだろうか。

2009年10月11日日曜日

オバマの平和賞 09/10/9

戸惑いの重荷を背負う平和賞
~オバマ大統領にノーベル平和賞
【2009年10月10日投句】
受賞の当人が戸惑っているに違いない。和平、核廃絶が本当に進むのか、演説はいいが、実行は?世界がオバマに平和賞という大きな重荷を背負わせた。
# 「オバマの戦争 09/9/1」も参照。

2009年10月9日金曜日

影の内閣 09/10/8

もの真似の影の内閣影薄く
~谷垣総裁の「影の内閣」構想、早くも頓挫
【2009年10月9日投句】
石破政調会長の一言で影が消えた「影の内閣」。最初から谷垣総裁の指導力の無さが露呈した。ポストの数と重鎮の影響力を温存しようとする旧態依然とした体質。これでは、自民党自体の影もますます薄くなるというのに。

台風襲来 09/10/8

警報の解除うらめし時差登校
~協力台風18号、列島縦断
【2009年10月8日投句】
これまでだと朝7時に暴風警報が出ていると、学校は休校になっているのが普通だった。でも、インフルエンザの流行で学級閉鎖が相次いだことで、授業時間が足りなくなり、「~時までに警報が解除されていいれば~時限から開始」などと、細かい指示で時差登校にしているようだ。かくして、息子も娘も、ふてくされて出て行く「野分の朝」。

すれちがい通信 09/10/6

すれちがい地図を渡した君の名は
~ドラクエⅨの「すれちがい通信」で人だかり
【2009年10月6日投句】
高校1年の息子によると、ゲームで使う道具が「すれちがい通信」というのでゲットできるらしい。街でDSを持った様々な人種が一群をなし、ひたすら画面に集中している異様な光景が繰り広げられるという。新しいコミュニケーションとみるか、世も末とみるか、世代がすれちがう君の名は「ドラクエⅨ」。
# 「ドラクエⅨ発売 09/7/11」も参照。

トキ放鳥 09/10/3

雛を待つ心トキめく佐渡島
~佐渡でトキ20羽放鳥
【2009年10月3日投句】
中国産のトキが日本に棲みつけるだろうか。田園や沼地が少なくなった環境で、自然の繁殖は難しい。「放鳥」という新たなバランスのなかでのトキとの共生が始まったが、朝鮮半島の休戦遅滞のように、「人類が消えた世界」(アラン・ワイズマン著)の方が彼等には幸せなのかもしれない。
# 「トキめき国体」というのを新潟でやっているらしい。

東京落選 09/10/2

再びの炎は遠く聖火台
~2016年五厘開催地にリオデジャネイロ
【2009年10月3日投句】
室伏選手が聖火台を磨いて待っていた東京五輪だが、聖火は遠のいてしまった。やはり、「南米初のオリンピック」というワン・フレーズは強かった。こうして考えると、始めから勝てぬ戦いだったのだろう。メディアも大手公告代理店に牛耳られて、招致困難を主張することができなかったのは情けない。「何故、また東京か」、「何故、五輪に環境か」のロジックの無い貧相な英語では、とても太刀打ちできない。石原都知事の政治生命も尽きたかと、哀れさえ感じる招致騒動だった。
# 「五輪招致 09/6/17」も参照。

2009年10月4日日曜日

天下り凍結 09/10/1

天下り間際に閉ざす虎ノ門
【2009年10月1日投句】
霞ヶ関を越えても虎ノ門は簡単には開かぬようになった。天下りにとりあえず待ったをかけたことは良かったが、公務員の処遇についての制度が変わらぬと、人件費が膨らんでしまう。プライド高きキャリアも、民間のように年下の上司に仕えることが普通にならねば、改革は覚束ない。
# 「駆け込み天下り 09/9/1」も参照。

仏女 09/10/1

美しき仏恋する乙女たち
~女性に仏教ブーム
【2009年10月1日投句】
古寺巡礼、仏像鑑賞、写経、瞑想…。今、仏教が女性たちにうけている。柳沢桂子の「生きて死ぬ智慧」が読まれているように、心の時代なのか、そんな世界に身を置いている自分を少しおしゃれに捉えているようだ。仏教界も予想外の「仏女」のビジネスチャンス(?)に戸惑っているかもしれない。

迷惑駐輪 09/9/26

大阪は停めた所が駐輪場
【2009年9月26日投句】
妻の実家がある大阪では、どこでも誰かが自転車を停めると、次々と他の誰かがその周りに自転車を停め始める。こうして、俄か駐輪場が出来上がる。そして、「誰や、こんな停め方すんのんは!」と、怒りながら、奥から自分の自転車を担ぎ出す。それでも秩序が守られているような気になる不思議な無法地帯。